2019/03/14
株式会社ぷらいむ代表の岩崎哲治と申します。
現在、エステティックサロン13店舗、エステティック卸業、百貨店で化粧品カウンターを6カ所、まつげエクステサロン1店舗を運営しております。
初めて阿部先生にお会いさせていただいたのは2年前のファスティングフォーラムとなります。
当時はエステティックサロンを22店舗運営しておりましたが、エステティシャンを育てることができず行き詰まっておりました。
原因は、技術を教える際の職人気質丸出しの徒弟制度のような職場環境が若い人に嫌われたことです。
もちろんそれを改善しようと店舗の先輩や店長を捕まえては「時代は変わった、教え方を変えよう」と訴えかけました。
口ではいい返事をするものの、自分たち自身がそういう環境で育ったので、「悪いのは今の若者であり、最近の若い人は根性が無い、人数が少なくても私たちがなんとかする。」という気持ちだったと思います。
そんなときに妹から1冊の本「きいてんのか?」を渡されました。
衝撃でした。
38歳で社長になり当時55歳の私は、心の中で答えを用意しながら読みすすむと・・・見事にすべて裏切られました。
当然のようにこれまで正しいと思っていた考え方が間違っている?
そんな馬鹿な・・・この人こわい・・・
その後、妹の誘いでファスティングフォーラムに出席させていただき、直接阿部先生にお会いさせていただきました。
私は過度の緊張(恐怖?)のせいで、今まで心の中にたまっていたものを一気に吐き出してしまいました。
「私はみんなを変えたいと思って必死の努力をしているのに、みんなは変わらない」
「私はやるべき答えが分かっているのに、みんなには伝わらない」と・・・
しばらくして阿部先生が
「人を変えようと思うな、まず自分が変われ」
私の最も恐れていた本を読んだときと同じような衝撃・・・
実際は、私ももっと抵抗しましたし、先生もたくさんお話していただきました。
しかし、最初の一言で結論は出ていました。
私だけが正しいと思っていた自分が恥ずかしくてなりません。
会社に帰り、みんなを集めて謝罪しました。
そういう育てかをしたのは私なんだと、みんなは私がしたようにしていただけでした。
そして阿部先生に言われたことをすべて伝え、「私は変わる」を宣言しました。
銀行に事業計画を示してお金を借りる。(閉店統合合資金)
まずは、現在の人数で十分足りる店舗数に減らす。(第1次計画、1年間で7店舗閉店)
閉店する店舗をすべて訪問し皆さんに納得してもらう。
2年間で1人前にする新人育成プログラムを作る。
すべての学校周りをしてぷらいむが変わったことを伝え優秀な学生を回してもらう。
などなど数え切れないほどの改革を皆さんに提案し、納得いくまで話し合い、実行した結果、今ではどこの店舗もスタッフは充足し、店舗数が激減した今も年商は変わりません。
今ではみんなの笑い話となっています。
「私が変わったらみんなが変わってくれて業績が向上した」
「ということは、犯人は私?」これで大爆笑がとれます!
あのとき阿部先生にご指摘いただけなければ、まったく違った結果になっていたと思います。
その後も節目節目でご教授をいただいていますが、今だに心の中では「え?そっち?」「まじかぁ↷」の連続です。
しかし、少しずつではありますが確実に成長していると思います。
最後に私と徹底的にお付き合いいただいたファスティング学院の中武学長をはじめ理事のみなさん、いつも暖かく励ましていただいたひとみ代表、そして私に勇気と方向性を示してくださった阿部先生。
本当にありがとうございました。
このご恩は行動でお返ししたいと思っております。
そしていつか褒めていただけるような実績を残します。
記載者:岩崎哲治